この記事は2010年1月19日に書かれたものです。既に内容が古い可能性があります。

隠しテキストはGoogleのガイドライン違反

サイドバーメニュー等に良く利用するテクニックで、CSSによりテキストを要素外へ出して(隠して)背景画像を表示させる方法。

#sample { text-indent: -9999px; }

このテクニックに関するGoogleの見解が掲載されてたので引用。

Google の検索は、隠しテキストに限らず、ユーザーが閲覧するウェブページと Googlebot が取得するウェブページの情報が大きく異なる状態を好みません。なぜなら、Google の検索では、Googlebot が取得したウェブページの情報をもとに検索結果をユーザーの方々に返しているため、取得したウェブページの情報と、実際にユーザーが見るページの内容に大きな差があると、適切な検索結果を返すことができなくなってしまうからです。

— 上記をりようしたソース事例 —

— CSSで隠されるテキストが通常のブラウザでは表示されないことを利用して、 関連するキーワードでの検索にマッチさせるためのキーワードを隠していたのでした。( 上記 HTML ファイルをチェックしてみてください。 )

通常のウェブブラウザで閲覧できる内容はユーザーに提示されている内容、テキストブラウザで閲覧できる内容はGooglebotに対して提示されている内容であるということから、このサイトについて考えてみましょう。

ウェブブラウザとテキストブラウザとでの閲覧時の内容を比較した場合、ナビゲーション部分に注目すると、Googlebot にはユーザーより不自然なほどに多くの文字情報が返されていることがわかります。このようなテキストは、「 隠しテキストと隠しリンク 」 と見なされ、このサイトの情報は、Google が適切な検索結果を提供するうえで信用できないと認識され、サイトが Google の検索結果から一時的に削除されることがあります。

引用:gooleウェブマスター向け公式ブログ

ポイント:そのテキストがユーザー向けであること

ただ、画像の内容とCSSやalt属性による代替テキストが完全に一致していなければならないわけではありません。前回の記事にも書きましたように、代替テキストが、ユーザーに読ませることを想定し、ユーザーにとって有益なものであると考えられるものであれば ( 例えばテキストブラウザや、テキスト読み上げソフトをご利用のユーザーのために書かれたものである場合 ) 、問題はありません。

引用:gooleウェブマスター向け公式ブログ

Googleの例(サンプルソース)のような利用方法でWebを構築している人が未だにいるとは,,,,

テクニック自体は非常に便利なのに,,,,

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